新しいスタイルの知識集約型社会
を支える人材育成を目指します


文部科学省の「知識集約型社会を支える人材育成事業」が始まります。このプログラムに採択されたのは、国立3大学、私立3大学です。
本学のプログラムは、一昔前の科学技術立国日本、その中核をなしていた製造業の復活を目指すのと同時に新しいスタイルの「知識集約型社会を支える人材育成」の提案です。まさに、本学が得意としてきた分野です。
理工学部の機械系と電気系からスタートしますが、順次、全学展開することになっています。
カリキュラムは、教育目標、育成すべき人材像を明確にさせることで、学生が自分の将来を見据えながら履修できるものです。本学の教育改革の総仕上げ的なプログラムとなります。皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。

東京都市大学 学長

ゲームチェンジ時代を迎えた今、
知識集約型社会を牽引する人材を育成

これまでの日本は、自動車産業など参入障壁の高い製造業が中心の「資本集約型社会」で世界をリードしていました。
しかし現在、世界のビジネスのメインストリームはITを中心とした「知識集約型社会」へと移行。日本の国際競争力は急速に低下しています。まさにゲームチェンジ時代を迎えた今、こうした社会で活躍できる人材の育成は急務であり、大学教育においても従来型の指導体制からの脱却が求められています。


ゲームチェンジ時代を切り拓く人とは


従来の手法では解決できない
諸問題に対応したプログラム

私たちをとり巻く生活や環境、エネルギーといった分野の諸問題に対して、これまでは各学問分野からの個別的思考アプローチを図っていました。しかし複雑化する現代社会においては、従来の手法では解決できない問題も多発しています。そこで求められるのが、文理横断、分野融合による全体最適解的思考アプローチです。そのために構築したカリキュラムが評価され、「知識集約型社会を支える人材育成事業」として採択されました。

5つの力の科目群も、相互連携させながら統合的学びを展開する。

従来型カリキュラム

科目が独立してしまっている個別的思考アプローチによる従来の科目間の連携

当プログラム:カリキュラムの体系化

全体最適解的思考アプローチによる科目間連携とシラバスの考え方(人材像からバックキャスティング、複合的課題オリエンテッド)

目指す人物像

知識集約的な思考アプローチにより、全体最適解を得る人材

・革新的なイノベーションをもたらすソリューションを提案
・幅広い教養と深い専門性を両立

プログラムを通じてこんな力を身につけます

複雑な状況を見定め本質的な問題をみつける力

社会の細部までを見つめて状況を分析・理解できれば、社会に眠る新たな問題が発見できます。

解決策に辿り着くために知識・スキルを学ぶ力

より良い社会を目指す強い想いと必要な知識・スキルを学ぶ力が、社会課題の解決につながります。

多様なバックグラウンドの人と協働する力

多様なアイデアと専門知識を持つ人達が協力し合うことで、新たな発想が生まれます。

自らの価値観や社会が目指す未来を見つめ直す力

自身や社会の描く理想が、正しい道を歩んでいるか。客観的に考え、問い直す力が重要です。

10年後・15年後の自分が大きく変わる

新たな問題を見出して課題解決に挑戦し続けるイノベーターになるか、先進分野を牽引するスペシャリストになるか、チームや組織をまとめあげるリーダーとなるか、もしくはそれらを兼ね備えた多才な存在となるかーー。本プログラムで培った力は社会を大きく変えるためにも、企業のビジネスをブラッシュアップするためにも活用できる力です。卒業から10 ~ 15年後のあなたが描けるキャリアは、限りなく広がっているでしょう。

組織と運営

コーディネーター・学修アドバイザー

本プログラム遂行にあたり、重要になるのがコーディネーターと学修アドバイザーの存在です。コーディネーターは企業などでの実務経験のある方が担当。本プログラムの教育課程の編成、提案、実行を行います。また各科目の授業運営に関する適切なサポートや融合を図り、統合的な学びの機会を提供できるような調整も行っていきます。一方の学修アドバイザーは、本プログラムに関して学生たちからの相談を受け持つ役割を担います。履修指導や相談対応を適切に行うことで、学生が不安なく学ぶことをサポートします。

FDによる教育改革の取り組み

本プログラムの理解のための教職協働のFD、統合的学びのFD、全学展開のためのFDを開催し、教育の質の向上に務めます。本学では、平成28年度に採択された「大学教育再生加速プログラム」(AP事業 テーマⅤ)においても教員と職員の両面の役割を果たせる教職員が参加しており、多くの成果を上げています。引き続き、AP事業の成果を継承しながら、ディプロマサプリメントやプレ・ディプロマサプリメント、TCU FORCEの活用を通して、教育の質保証の取り組みを強化していきます。

検証可能かつ明確な目標

項目 内容 備考
産学連携による科目の提供数 令和3年度[4科目]、令和4年度[10科目]、令和5年度[14科目]、令和6年度[16科目] 現状、約20社の会社との授業を展開しており、今後、更に産業界と連携を図る予定である。
GPA 80%以上の科目にて、平均2.8以上 現在、全授業科目の平均は2.3であるが、対面とオンラインのハイブリッド授業等により、授業の質や理解度の向上に取り組んでいる。
標準ルーブリックによる評価 プログラムの全科目にて行う 標準ルーブリックは完成し、現在、卒業研究やSD PBLで試行している。今後、対象科目にも適用する計画である。
SD PBLの成績比較 プログラム参加者は非参加者より、SD PBLのf-GPAが0.5以上の高い評価となるようにする 本事業の教育プログラムの修得により、SD PBLの成績向上を期待している。
自ら主体的に学び、
統合的な学びや専門性を修得
プログラム参加者は非参加者より、授業評価アンケートで高い満足度や理解度となるようにする。
当プログラムの理念や
5つの力を学ぶ意義の理解
プログラム自己理解度アンケートと面談により、理念や5つの力を学ぶ意義の理解や力が身についているかを効果測定する。

今後の展望

本プログラムは2021年度に理工学部内の3学科でスタートした後、他学部・他学科へと拡大。2024年度には全学部で展開していきます。これにより、「ものづくり」の改革だけでなく、環境・都市・社会・生活・人間までを含めた「くらしづくり」の改革に挑戦。本学における教育制度の変更に留まらず、これからの社会に有益な人材を輩出していくことで産業界、そして社会全体の価値観の変革を目指していきます。

くらしづくりを導入

全学部・全学科に展開

社会全体を巻き込み、大学の価値観や社会が必要な人材像も改革していく

本プログラムで実現すること

「ひらめき・こと・もの·ひと」づくリを掛け算する教育とその統合的な学びの実現

次世代の社会変革のリーダー、かつ、知識集約型社会を支える人材を育成

体制整備、人材の確保、教職員や学生の意識向上、全学的な教学マネジメントの確立

社会全体を巻き込み、教育改革をしていくことで、学生の主体的な学修意欲の向上

「ひと」が共創することで、「ひと」が主役となる「安心」で「快適」な社会を築く

成果を告知し、国民にも広く周知して、社会を巻き込み、製造業を再生

大学の価値観変化と共に、産業界も巻き込んで、価値観を変革

事業の解説動画

活動報告

■ シンポジウム資料・アーカイブ動画の掲載について
 令和3年6月3日に行われた、文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」メニューⅠ・メニューⅡ採択校シンポジウムについて、資料およびアーカイブ動画を掲載します。下記よりご覧ください。

シンポジウム資料・アーカイブ動画の掲載について

https://chishiki-syuyaku.jp/_kanri/wp-content/uploads/2021/06/06.pdf

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