Blog

ブログ

「ひらめき」プログラム の説明

「ひらめき・こと・もの・ひと」づくりプログラムとは?

この“「ひらめき・こと・もの・ひと」づくりプログラム”では,アイデアを生み出す力,物語や流行を生み出す力,知識やアイデアを形にする力,グローバルで未来志向な力を身につけることを目的としており,今年度から始まった新しいプログラムになります。このページでは,実際にこのプログラムに参加している学生の声も一緒に紹介していきます。

東京都市大学とは?

東京都市大学は,自ら学びたいと思った学生が作り上げた大学です。「私たちは学びたい!」という強い想いを持つ 3 人の学生が中心となり、「学生自身が中心となって立ち上 げた」経緯を持つ、世界でも極めて稀な大学です。現在もその伝統を生かして,学生と教職員がともに考え,学び,行動することで,社会に貢献できる人材を育成しています。都市大は,1929年創立の伝統校であり,長い歴史に裏打ちされた「探究」をベースとした教育研究活動は,私たちの誇りです。

そして,この伝統も大切にしながら,時代に合わせ挑戦,進化する取り組みを常に行っており,校舎や設備は常に新しく,毎日清掃されているキャンパスは常に清潔に保たれています。そしてなにより東京23区内の理工系大学では最大規模のスペースを持ち,平坦な場所にビルキャンパスではない建物が立っており,教室や図書館,食堂への移動もスムーズです。

さらに,多摩川のそばで緑豊かな環境であり,学生と教員の距離も近く,いつも学生と教員が一緒になってワイワイ楽しく過ごしている環境は,私たちの自慢です。

また,学習面では,SD PBLや“「ひらめき・こと・もの・ひと」づくりプログラム”といった,統合的な学びができる内容が設けられており,ただ先生から知識を学ぶだけではなく,学生同士で議論する授業が極めて多いというのが特長です。

さらに,国際イノベーター育成プログラムや,留学プログラムもあり,日本だけでなく,世界にも通用するようなグローバルな人材育成にも力を入れています。このように,たくさんのプログラムがある中で,自分に合わせた学習方法を組めるというのが大きな利点です。

目指す人材像

都市大の目指す人材像は,価値を創造できる次世代の「社会変革のリーダー」やゲームチェンジ時代の「製造業を切り拓く人材」といった,知識集約的な思考アプローチにより,全体最適解を得る人材です。このような人は,革新的なイノベーションをもたらすソリューションを提案し,幅広い教養と深い専門性を両立しています。

そんな人材を育成するために,「ひらめき・こと・もの・ひと」づくりプログラムがあります。

このような人材が求められる理由として,私たちが取り巻く社会の変化があります。従来は,資本集約型社会という,製品が価値の中心とされており,製品そのもののクオリティーを上げてきました。しかし現在は,知識集約型社会という,サービスが価値の中心にあり,ものとAI・ビックデータを繋げたスマート産業へと,経済と社会のゲームチェンジの時代にあります。

それに伴い求められる人材も変わってきていて,従来までは機械,通信,電気と各分野に特化した専門家が求められていましたが,現在では,例えば,機械と通信と電気を組み合わせられる,全体最適解を得る人材が求められています。

さらに,文理融合や異なった学問を掛け算して新たな価値を生み出しながら,統合的学びを実践していくことで,イノベーションを起こすことができる人材が強く求められています。

UEDX、サイバーフィジカルDXとは?

そこでUEDXがあげられます。これからは,「ひと・もの・情報」をつなげ,機器をつないでシステム化し,そのシステム間を連携しマネジメントをしていきます。つまり,私たちは,「もの」を一人ぼっちにせず,「もの」を輝かせるために,すべてをつなぎ,統合していくことが必要です。

現代社会では「生活」「環境」「エネルギー」などが複雑に絡み合う複合的問題が数多く存在します。この問題を発見し,社会課題を抽出しながら,計測 × 通信 × 制御 × 材料× 情報 × AI・ビッグデータ・数理データサイエンスの6つの技術を駆使する,サイバーフィジカルDXの力で社会課題の解決に導きます。

これらは,理工学部だからこそできる取り組みで,このサイバーフィジカルDX を駆使したイノベーションを通して,学生と教員が一緒になって解決していきます。

全体最適解とは? 授業の進め方とは? 学生からの声は?

ひらめきプログラムは,個別最適解ではなく,全体最適解を導く力を養うことができるプログラムです。

授業の進め方としては,ディスカッションで問題発見し,課題解決をしていきます。このプログラムの学びにより,自分を成長させることができ,将来の皆さんの生きる力になる。世界でも東京都市大学しかない,新機能カリキュラムです。実際に授業を受けている学生からは,

  • 解決策の提案だけでなく,気づき,問い立て,問題を発見を重視している
  • ディスカッションの仕方から学ぶことができる
  • アイデアや考え方は人それぞれで,話し合いの中で個性を発揮できる
  • 「ひらめく」ためには遊び心も必要!枠に収まらない考え方ができるようになる
  • 有名なサービスや商品など身近なところからひらめきを学ぶ
  • 社会で活躍している外部講師から学べる
  • 教科書のない新しい今を知ることができる
  • 役に立ち楽しい「受けたくなる」授業であり,
  • 高校では決まった形式の問題が解けるようになるための授業だったが,都市大では概念から学ぶため,自ら本質から理解できる授業である

という声が上がっています。この授業で学べることは,正解のない問題に直面した時に必要な力です。

国際イノベーター育成オナーズプログラム

さらに,先進的な研究を実施し,国際性豊かな次世代のイノベーターを育成する,国際イノベーター育成オナーズプログラムがあります。60単位以上を,英語による授業,ディスカッション,レポートにより,進めるプログラムです。英語で専門科目や知識集約型社会へ向けた内容を学ぶことで国際社会でも活躍できる人材を育成します。

  • 3名の外国人教員により電気の専門を英語で学ぶ。
  • 1年生から探究活動にも取り組むことができる。
  • ひらめきプログラムの参加必須で,両方修了できる。
  • 研究室に優先配属され,3年後期から大学院一貫教育プログラムに参加可能で,大学院の早期修了を目指します。
  • 英語に触れる機会が多くなり,英語力の向上を目指せます!そして,TOEIC,750点を目指します。

すべての学びが統合され、あなたの生きる力になる。

この「ひらめき・こと・もの・ひと」づくりプログラムが目指すところは多様な学びの統合です。大学で学んできた,すべての学びがつながり,統合されていくことで,今の社会が求める人材へと成長することができます。都市大には皆さんが成長できる環境があります。私も都市大で社会変革のリーダーになりたいと思っています。

探究する都市大

すべての学びは統合され,あなたの生きる力になる。「ひらめき・こと・もの・ひと」づくりプログラムのスローガンは「探求する都市大」です。若い学生たちの将来のために。この国の明るい未来のために。問いを生み出し,力強く,前へ進んでいきます。

皆さんも,この最高な環境で,明るい未来を切り拓いていきませんか?皆さんと一緒に学び,共に成長し,社会を変革していくことを楽しみにしています。

まとめ

当プログラムでは、社会全体を巻き込み教育改革をし、学生の主体的な学修意欲の向上を図り、成果を国民にも広く周知して,社会を巻き込み,製造業を再生していきます。また、大学での学修価値を進化や深化させることにより、産業界も巻き込んで,社会全体の価値観も変革していきます。そして、統合的学びを通した知識集約的な思考アプローチにより、グローバルで未来志向の判断力、多様な人々と共創する力、論理的かつ総合的に判断し、自ら挑戦する力とマネジメント力を身につけた人材を育てていきたいと考えています。このような取り組みにより、若い学生の将来とこの国の未来のために、すべての学びを統合させ、学生の生きる力になることを目指します。

当プログラムにより、「ひと」が共創することで、「ひと」が主役となる「安心」で「快適」な社会を築くため、知識集約型社会を支える人材を育成していきたいと考えています。そして、90年以上の工学教育の伝統を活かした「探究する都市大」から、問いを生み出し、力強く、前へ進んでいくタフな学生を輩出し、全体最適解を導くことで明るい未来を切り拓く「社会変革のリーダー」を育てていきたいと考えています。

Follow me!

TOP
TOP
PAGE TOP