「ものづくり企業の先進的オープンイノベーションを学び、体感する」をテーマにコラボレーション授業を行いました

2024年11月6日・11月27日(Aクラス)、及び2024年12月4日・12月11日(Bクラス)に開講したひらめきプログラム科目「ひとづくり1」(担当教員:岸和幸)では、(株)リコーが推進している統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス)」※の責任者である森久泰二郎さん、瀧居真梨子さんを外部講師としてお招きし、「ものづくり企業の先進的オープンイノベーションを学び、体感する」をテーマに企業とのコラボレーション授業(授業テーマを元に、教員と外部講師で企画を立て、協働で内容を実施)を開催しました。

 

本講義は、初日に外部講師からの講義(テーマ「スタートアップ」)及びグループワーク(テーマ「傾聴」)、2日目は講義(テーマ「ビジネスモデル」)及びグループワーク(テーマ「ステークホルダー」)を行い、学生からの発表を入れながら進めるという形でAクラスとBクラスにて各4コマを実施したものです。

スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指す世の中にイノベーションをもたらす製品やサービスを生み出す企業の思いや仕組みを理解すると共に、チャレンジする人財の支援・育成、新規事業の創出を促進する文化を醸成する企業の取り組みを具体的に学びました。


参加した学生からは、「傾聴を通じて、相手が言いたいこと・伝えたいことに重点を置くことで、互いの立場や意見の違いを理解し、そのズレを擦り合わせることができた。さらに、自分にはない視点やアイデアを共有することで、アイデアをより良いものにすることができた。」「状況把握、利害関係者、課題設定、創造的選択、評価と意思決定という対話の5ステップを用いることで、複雑な課題でも構造的に解決できると理解した。特にIssueでは、因果関係と相関関係を正しく見極めることが重要で、思いつきで対策を打つのではなく、Aが原因でBが生じる「因果関係」に着目し、本質的な問題を明確にすることが求められることを理解できた」など、多くの学びの声が寄せられました。

 

※(株)リコーが社内外からイノベーターを募り、リコーが有するリソースを活用してイノベーションにつなげるプロジェクト。社会の広い分野での課題解決を目指して、先進技術だけでなく、リコーグループの社員達が社内外で得た知見を活かしてサポートしながら新しい価値を共創することを進めている。2024年5月に経済産業省が取りまとめた、スタートアップ創出を促すための「起業家主導型カーブアウト実践のガイダンス」に先進事例として掲載された。 https://accelerator.ricoh/

 

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